薄毛は原因を特定し、それに合った対処法を行えば自分で治せる可能性があります。
「自分で治したい!」という意欲がある人は、自分の髪が薄くなった要因を突き止めてみましょう。
病気が原因でなければ改善の見込みがあります。
ここでは、自分で治せる可能性がある原因や対処法について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
薄毛は原因により自分で治せる可能性がある
先述したように、自分で治せるという可能性を持った原因があります。
薄毛を治すために、自分が該当するものをチェックしておきましょう。
- 睡眠不足
- 不規則な食生活
- 間違ったヘアケア
- 運動不足
原因①睡眠不足
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が妨げられ、髪の成長に必要な毛母細胞や毛乳頭の働きが弱くなってしまいます。
成長ホルモンは睡眠中に分泌されており、とくに深い睡眠に入ったときに本領を発揮します。
薄毛を治すためには、毛母細胞や毛乳頭の働きを活発にし、健康な髪に導くことが重要です。
6時間以下の睡眠しか取れていないという人は注意が必要です。
原因②不規則な食生活
髪の毛の約80〜90%は、タンパク質の一種である「ケラチン」で構成されています。
しかし、ケラチンを効率よく摂取するには、ビタミンやミネラルが欠乏していれば、合成することができません。
次のような食生活をしていたら、見直す必要があるでしょう。
- ジャンクフードやカップラーメンが多い
- 過度なダイエットで食事を制限しすぎている
- 好き嫌いが激しい
- 主食よりもスナック菓子や菓子パンなどのおやつを多く食べている
かなり稀ではありますが、スナック菓子が主食という人もいます。
食生活の乱れは頭髪の乱れに繋がるでしょう。
原因③間違ったヘアケア
自分の肌質に合わないシャンプーなどを使用していたり、間違ったケアをしていると薄毛の原因になります。
次のようなケアをしていたら要注意です。
- 髪を自然乾燥している
- 渾身の力をこめてシャンプーしている
- 1日1回以上、髪を洗っている
- シャンプーを適当に流している
- コンディショナーやトリートメントをしてない
間違ったケア方法は頭皮ダメージに繋がるので、気をつけましょう。
原因④過剰なストレスと運動不足
過度なストレスや運動不足は、血行不良の原因になり、頭皮に血液や酸素が上手く行き渡りません。
下記に当てはまる人は、工夫が必要です。
- 主にデスクワークで座りっぱなし
- 休日に運動などは行っていない
- お風呂はシャワーで済ませることが多い
- 通勤・通学時間はほとんど歩かない
- 頭皮が硬い
メンタルに自信がないという人は、ストレスを溜めないように心がけてみましょう。
薄毛を自力で治すには原因の特定が重要
薄毛の原因が病気である場合、自力で治すことは難しいでしょう。
しかし、病気でない場合は、自分で治せる可能性があるので、薄毛の要因を特定することが重要です。
徹底的に特定したいという人は、医師に診断してもらうといいでしょう。
自力で治せない薄毛の原因
自力で治すことができない薄毛の原因は、以下の3種類です。
- AGA(男性型脱毛症)
- FAGA(女性型男性型脱毛症)・FPHL(女性型脱毛症)
- 円形脱毛症
AGAは男性の3人に1人が発症するといわれており、遺伝や男性ホルモンが要因となります。
進行型の病気なので、セルフケアだけで治すことは難しいです。
AGAの治療は、内服薬と外用薬を用いたものが主流ですが、植毛や発毛因子を注入するといった方法もあります。
FAGAとFPHLは混同しやすい病気ですが、明らかな違いがあります。
FAGAは女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが活発になることで引き起こされる女性の脱毛のことです。
一方、FPHLは女性の全体的な脱毛を示しています。
女性の脱毛症は、お薬の処方の仕方に違いはありますが、男性と同じように治療を行っていきます。
また、広範囲あるいは複数の円形脱毛症も、自力で治すのは難しいとされる疾患です。
薄毛を治すためのセルフケア方法
薄毛の原因がわかったら、膨大な時間が必要となるので、早急に対策を始めるのが得策です。
ここで解説するセルフケア方法は、薄毛の対策としても有効です。
原因となるものだけを見直すのではなく、可能なものは試してみるとよいでしょう。
食生活と睡眠時間を見直す
髪の毛の約9割は「ケラチン」で構成されているので、「タンパク質」を積極的に摂取する必要があります。
亜鉛やビタミンCを一緒に摂取すると、ケラチンの吸収率が上がります。
しかし、タンパク質にこだわりすぎて、偏った食生活になってしまうのは得策とはいえません。
全体的にバランスが摂れた食事が理想です。
どうしても難しいという人は、サプリメントを併用してもよいでしょう。
ただし、過剰摂取すると身体に悪影響を及ぼすこともあるので、1日の使用量を必ず守るようにしてください。
睡眠時間は少なくとも6時間、できれば7~8時間が理想です。
忙しいときは難しいかもしれませんが、可能な限り睡眠時間は多く確保するようにしましょう。
正しいヘアケア
まず、自分の肌質に合ったシャンプーを選び、髪を洗うのは1日1回にとどめておきましょう。
過度に洗髪してしまうと必要以上に皮脂を奪ってしまい、頭皮の持つバリア機能が低下します。
皮脂が多い人は洗浄力のあるシャンプーを使用し、乾燥肌の人は保湿に特化したシャンプーを選ぶのがオススメです。
しかし、洗浄力の強いシャンプーはアルカリ性のものが多いので、コンディショナーやトリートメントを使いましょう。
シャンプーする前はブラッシングを行い、頭皮の汚れを浮かし、ホコリなどを除去しておくと汚れが落ちやすくなります。
洗う際は爪を立てず、シャンプー剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。
シャンプーが終わったら、ドライヤーで完全に乾くまで乾かしてください。
髪に水分が残っていると、雑菌が繁殖して頭皮トラブルを引き起こします。
頭皮を清潔に保てるように、毎日シャンプーするように心がけましょう。
ストレス解消
過剰なストレスは交感神経を活発にし、自律神経に乱れが生じ、寝つきが悪くなったり、血流が悪くなります。
また、ストレスホルモンであるコルチゾールが増加することで、毛包の機能と周期に悪影響を及ぼし、髪の成長を阻害します。
職場や学校でストレスを感じる人はとても多く、ストレスを溜めないようにすることは難しいでしょう。
しかし、休日は趣味に打ち込んだり、気の合う仲間だけで過ごすなどして自分なりのストレス解消方法を見つけてみましょう。
適度な運動もストレス発散になるのでオススメです。
適度な運動
適度な運動は血流の流れをよくし、質のいい睡眠を得ることができます。
大きな筋肉が衰えると血流が悪くなるので、筋トレがオススメです。
ハードなトレーニングでなくても大丈夫なので、毎日少しずつ、無理のない範囲で行ってみましょう。
筋トレが苦手な人は、ウォーキングやストレッチなど好きな運動方法を選んでみてください。
頭皮の血流をよくする
頭皮のマッサージをすると血流がよくなり、白髪やシワの予防にも繋がります。
とくに額の周辺は硬くなりやすいので、スキマ時間などを利用してこまめに行うとよいでしょう。
頭皮マッサージ器やシャンプーブラシを利用するとラクにマッサージすることができます。
面倒に感じたら、ヘッドスパなどの利用を検討してみましょう。
薄毛を治している間は隠すという手段もある
薄毛対策を行っていても、効果を実感するまでに時間がかかります。
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薄毛だけでなく、白髪もカバーできるので、一石二鳥です。
さらに、雨や風が強い日でも落ちにくいので、安心して利用することができます。
髪にハリがなくなり、猫っ毛になってしまっても、スタイリング剤で誤魔化すよりも効果的です。
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まとめ
今回紹介した改善方法は、AGAなどが発症してしまい、自分で治すことが難しい人でも、今生えている髪を強く育てることができます。
効果が現れるまでに時間はかかりますが、薄毛の予防にも繋がります。