薄毛の原因はストレス?ストレス性の抜け毛の原因と対処法をご紹介!

「もしかしてストレスが原因で抜け毛が増えてる?」

「どうすれば薄毛が治るか知りたい!」

「ストレスが溜まっているのに抜け毛も生えてきてうんざり!」

と思う方も多いと思います。そんな方に向けて今回記事を作りました。

特に若い方の薄毛ほどストレスが原因であることが多いです。

この記事ではストレスが原因で起こる抜け毛の仕組み、どんな薄毛の特徴が多いのか、その対策をまるっとご紹介していこうと思います。

ストレスによる薄毛の仕組み

日常生活で過剰なストレスを受けたり、ストレスをため込んだりしてしまうと薄毛になってしまうことがあります。

そのメカニズムを見ていきましょう。

薄毛のメカニズム

  • 自律神経の乱れ
  • 自己免疫疾患
  • ホルモンバランスの乱れ(女性)

過度にストレスがかかってしまうと上のようなことが起こってしまいます。その結果、

  • 頭皮の血行不良
  • 頭皮環境の悪化
  • 毛髪の成長に影響
  • Tリンパ球が毛根を攻撃

が起こり薄毛が起きてしまいます。

原因①自律神経の乱れ

自律神経には2種類があります。交感神経と副交感神経です。

  • 交感神経 ・・・身体の活動性を生み出す神経系、エネルギーを沸かせる効果がある。
  • 副交感神経・・・身体を休息させる神経系、リラックスの効果がある。

ストレスを受けた時、ストレスに対して耐性をつけるために交感神経が優位になります。しかし、過度なストレスを受けてしまうと交感神経が優位になり続け、副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。

このように交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れて交換神経が常に活発になってしまうと末梢血管が収縮して血液が行きわたりにくくなります。そうなってしまうと頭皮や髪の毛に必要な栄養が届かなくなり、髪の毛が細くなり、抜けるなどが起こってしまいます。

原因②自己免疫疾患

過度なストレスを受けてしまうと自己免疫疾患になってしまうことがあります。

人間の体には異物を検出し、それを排除する機能を持っています。これを「免疫」といいます。しかしこの免疫機能に何らかの異変が起きると、異物とはまったく関係のない自分自身の細胞や組織を攻撃してしまい、体のいたるところで病気が発症してしまいます。これが「自己免疫疾患」です。

ストレスが自己免疫疾患の原因だとはまだ明らかになってはいませんが「Huan Song」さんの研究によるとストレスと自己免疫疾患に関係があるという結果も出ています。

自己免疫疾患が発症したことで円形脱毛症も併発していることも多いです。

自己免疫疾患が発症してしまうと免疫細胞のTリンパ球が盗品p下にある毛根を異物として誤って認識し攻撃してしまいます。その結果毛根周りで炎症が起き、薄毛になってしまいます。

参考:Association of Stress-Related Disorders With Subsequent Autoimmune Disease

参考:慢性ストレスで自己免疫疾患が増悪する分子機構を発見

原因③ホルモンバランスの乱れ

身体にストレスがかかると、エストロゲンの分泌が低下してしまいます。

エストロゲンは代謝を上げたり、精神状態の安定化、肌の潤いやツヤを守るといった女性が健康に生活していくために必要なホルモンです。

女性の場合はこのエストロゲンの分泌が減少してしまうと、月経不順や無月経に陥ってしまう可能性があります。

男性の場合は男性ホルモンが過剰分泌されてしまい、皮脂の過剰分泌が起こってしまいます。多すぎる皮脂は雑菌が繁殖する原因になったり、頭皮の毛穴を防いでしまったりするため頭皮環境を悪化させてしまいます。

引用:エストロゲンの機能とストレス

原因まとめ

過度なストレスを受けることで下の3つのことが起きます。

  • 自律神経の乱れ
  • 自己免疫疾患
  • ホルモンバランスの乱れ

覚えておきましょう!!

ストレスが原因の薄毛であればその原因のストレスさえ解消できてしまえば薄毛は改善します。そこで、あなたの薄毛がストレス性の薄毛かどうかをチェックしてみましょう!

ストレス性抜け毛の種類

ストレス性の抜け毛には普通の抜け毛等は異なる特徴があります。1つづつ見ていきましょう!

特徴①抜け毛の本数が1日100本以上

抜け毛の本数が100本をを超える場合はストレス性の抜け毛の可能性が高いです。

一般的な成人の1日に抜ける髪の毛の本数は50本~100本といわれています。これよりも多く抜け毛がある場合はストレス性の抜け毛だとみていいでしょう。

かといって100本数えるわけにもいかないので、以前と比べて枕についている髪の毛が多いか、排水溝に詰まる髪の毛が多いかなど比べてみましょう。

特徴②毛根が小さい・形がいびつ

通常の抜け毛は毛根や毛が太く、毛根が白く膨らみのある状態です。しかし、ストレス性の抜け毛になると、毛根や毛が細い、毛根に膨らみがない、毛根がべたついている、毛根が真っ黒などの特徴があります。

特に短い髪の毛が抜ける場合は成長過程の抜け毛の可能性が大きいです。

ストレスが原因で起こる薄毛の特徴

薄毛に大きく「びまん性脱毛症」、「円形脱毛症」の2つがあります。

  • 円形脱毛症:突然部分的にまとまった抜け毛が増える
  • びまん性脱毛症:びまん性脱毛症は頭全体にばらばらと徐々に抜け毛が増えます。

円形脱毛症はほぼストレス性の薄毛です。

びまん性脱毛症は円形脱毛症と違い、ストレス性の脱毛症とストレス性でない脱毛症の両方があります。人目見ただけでストレス性の薄毛かどうかはわかりづらいです。しかし、親族に薄毛の方が少なかったりまだ若かったりする場合は十中八九、ストレス性の薄毛だと考えていいでしょう。数か月間に渡って大きいストレスがなかったか心あたりを探っても良いでしょう。

ストレスによる薄毛の解消方法

方法①ストレスを発散する

根本の原因はストレスなのでストレスの元になっている要素から逃げてみてはいかがでしょうか?

新しい環境や人間関係、仕事など色々なストレス源があると思います。しかし見方を少し変えたり、場所を借るだけで気が楽になることもあります。本当につらいとは思いますが勇気を出してリフレッシュしてみましょう!

ストレス解消法

ここにストレス解消法を紹介しておきます。

少しでもあなたのストレス解消に役立てればなと思います。

  • 人とコミュニケーションをとる
  • 自分の悩みを打ち明ける
  • 運動をする
  • 映画鑑賞や読書をして泣く
  • 深呼吸をする
  • 日光浴をする
  • カラオケで大声を出す
  • 趣味に打ち込む
  • サウナで整う

そんなことやっている暇はないと思われるかもしれませんが、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

方法②生活習慣を見直す

身体が健康でないと精神が不健康になってしまいます。イライラしている時は寝不足だったり体調が悪いことの方が多いです。そのために生活習慣を整えることを意識しましょう。何を当たり前なことを!と思われるかもしれませんが、案外生活習慣が乱れていることも多いです。わかったわかったと思ってスルーせずに今日から意識して改善していきましょう。

具体的には運動と睡眠を改善することをオススメします。

運動は家と仕事場との往復のみだけではないでしょうか?1日20分程度のランニングだけでも効果があるといわれています。それでも気が重い方は家の中でストレッチするだけでもリラックス効果が見込めます。さあ、今すぐ運動着に着替えましょう!

睡眠がおろそかになると脳の機能が低下しストレスに弱くなり、集中力が無くなって日常生活にも支障が生じてしまいます。睡眠は日々の疲れを癒すだけでなく生活のリズムを安定化させる力もあります。毎日決まった時間に就寝、起床を心がけましょう!

方法③専門医に相談する

専門家に相談することも効果的な選択肢です。

ストレスの原因を完全に解決することはなかなか難しいものです。そういった場合は心療内科を受診しましょう。一人で悩まず、心療内科で医師によるカウンセリングを受け、治療することも大事です。

薄毛治療の専門クリニックに行くこともオススメしています。クリニックでは脱毛症改善のための内服薬、外用薬、注入薬、植毛のどれかが提案されるはずです。薄毛が心配な方はクリニックを受診しましょう。

方法オマケ:増毛スプレーを使う

上で紹介したストレス性の薄毛の改善方法は数日で改善するようなものではありません。ヘアサイクルから考えても薄毛が元の状態に復活するのに最短で3か月はかかるといわれています。その間、薄毛を気にし続けなければならないのは嫌ですよね。そこで増毛スプレーです。増毛スプレーはおじさんが使うものだと決めつけていませんか?

実は若い人の中でも増毛スプレーは使われているんです。特に円形脱毛症の方にオススメしており、部分的に薄毛な方であれば簡単に隠すことができます。一度使ってみてはいかがでしょうか?

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